G-SHOCK立体商標に

この形状を見れば誰が見ても認識できる、そういうものが立体商標。文字を含まない立体商標の登録は腕時計として初めて。この腕時計を紹介する。

G-SHOCKとは

商標に登録されるということは、説明しなくても言わずと知れた存在である。

念の為、説明するが本体部分の八角系の枠やバンドなどの独特なデザイン、ロゴが無くても消費者が認識出来る腕時計、それがカシオ計算機の「G-SHOCK」である。

初号機は1983年に発売され、高い耐久性で人気を集め、シリーズの累計出荷数は140カ国以上で1億4千万個を超えている。

初号機はベゼルと呼ばれる文字盤周辺の部品が八角形で、バンドの表面の連続したくぼみが特徴。

他の立体商標

登録済みの立体商標に不二家の「ぺこちゃん」や、明治のチョコレート菓子「たけのこ里」などがある。

火付け役となった映画「スピード」

1994年に公開されたキアヌ・リーブス主演の映画「スピード」。その俳優が身につけていた腕時計が「G-SHOCK」で、映画も人気だったが腕時計も注目された。

小学生の頃の記憶が蘇る。洗練されたデザインに衝撃を受けたこと、小学生にとっては手に届かない価格、高嶺の花、そういう存在の腕時計であった。

2つ所持、今も時を刻んでいる

小さい頃の記憶は受け継がれ、仕事を始める時にイルカ・クジラシリーズの「Baby-G」、後に出たスピードモデルの電波ソーラー「G-SHOCK」を購入。

「Baby-G」に関しては、電池は交換しているものの、20年以上使用しているが現在も時を刻んでいる。高い耐久性が証明された形だ。

カシオ計算機の方の言葉に「初号機は耐衝撃性の完成形。40年間愛されてきたからこそ登録できた」と話があった。

この節目に「G-SHOCK」を一度体験、持っている人も再び体験してみてはどうだろうか。40年間の刻みと新たな刻みが「G-SHOCK」を更に進化させる。

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